給水システムで利用する「増圧ポンプ」や「揚水ポンプ」の最近の給水ポンプは設置して最初の2年くらいは技術の進歩により故障もほとんどないでしょう。
しかし、ポンプにはゴム部品など、消耗品が使用されてますので、ポンプの消耗状態を早めに知り、重大な故障になる前に部品交換やオーバーホールなど修理を行うことで、長期にわたり常に最良の運転状態を維持します。
これにより、保守管理のトータルコストも割安になります。
機能の劣化に気づかないまま放置しておくと、漏水や揚水不能、振動、騒音といった大きなトラブルにつながりかねず思わぬ二次損害を引き起こすこともあります。
ポンプユニット全体の取替(更新)時期は、およそ10年位です。
分解・点検・整備のオーバーホールは、4年から7年です。
各種部品の交換時期は、部品種別ににより3年~5年が目安です。
価格は能力によって様々ですが、50万円~250万円位が目安です。