マンション管理適正評価制度とは、マンション管理業協会による評価のことです。 マンションの管理状態を数値化し、その情報を公開することにより、管理の適切性が市場で評価される仕組みを目指すために施行されました。 マンションの一般情報のほか、管理・運営状態を100点満点で点数化。 点数によって6段階のランクで評価されます。
評価受けたマンションは、マンション管理適正評価サイトで検索することができます。
2023/6/15時点では、1285件登録されています。「★5」は263件(20.46%)「★4」は424件(32.99%)でした。
また、「東急リバブル」「三井のリハウス」「atHome」「野村不動産ソリューションズ」のサイトにも掲載されているそうです。
マンションの管理状態を5つのカテゴリーに分類し、ソフト面(現在の管理組合など)とハード面(建物/設備の維持管理)の両面から、30項目について評価します。
各分野における配点は図のとおりで、合計で100点満点となります。
そして評価は、90点以上が「★5つ(特に優れている)」、70点以上89点が「★4つ(優れている)」、50点以上69点が「★3つ(良好)」などとなります。
詳しくは下記を参照下さい。
事前評価した後、総会決議を得て、マンション管理会社等に登録申請します。
マンション管理適正評価制度は、毎年、更新が必要です。
マンション管理適正評価制度への登録には、「評価結果」に加え、「申請者・評価者情報」・「一般情報」・「客観情報」・「維持管理情報」の登録が必要になります。
これらの全ての項目が一般に公開されるわけではなく、非公開の項目や申請者の希望によって公開/非公開を選択できる項目もあります。
また、一部の項目は、管理計画認定制度への認定申請を行う際に(公財)マンション管理センターのシステムへ連携されます。
登録料(5,500円)と評価・申請手数料が必要となります。
評価・申請手数料は、管理会社等によって異なります。
また、管理計画認定制度も同時に申請することもできます。