マンション総合調査より

国土交通省によるマンション総合調査によるマンションにおけるトラブルの発生状況はグラフの通りです。

 

全般的に低下傾向にありますが、

 

「居住者間のマナー」「建物の不具合」「費用負担」が全体の中での3大トラブルとなっています。

 

その詳細は下記に示す通りです。


居住者間のマナー


(平成25年調査結果)

生活音 797件
違法駐車 573件
ペット飼育 527件
共用廊下等への私物の放置 428件
違法駐輪 359件
バルコニーの使用方法 305件
専有部分の修繕等 137件

建物の不具合

(平成25年調査結果)

水漏れ 436件
雨漏り 284件
その他施工不良 109件
アフターサービスに関するもの 83件
外壁落下 63件
瑕疵担保責任に関するもの 61件

費用負担

(平成25年調査結果)

管理費等の滞納 632件
管理費等の不足  49件

トラブル処理方法

(平成25年調査結果)

管理組合内で話し合った 1055件
マンション管理会社に相談した 732件
当事者間で話し合った 387件
弁護士に相談した 149件
訴訟 103件
マンション管理士に相談した 60件
マンション管理業協会に相談した 25件
地方公共団体に相談した 25件
マンション管理センターに相談した 24件
民事調停 16件
国に相談した 2件
その他 116件
不明 85件

そして、その解決に当たっては、

管理組合、すなわち理事会などで話し合ったり、マンション管理会社に相談したりという方法で、トラブル対応にあたっています。

 

そして、これら苦情の受付窓口が管理会社のフロント担当となり、

その解決のために、フロント担当や管理組合理事会メンバー、特に理事長が多くの労力を費やしているのが現状です。

 

居住者でない第3者であり、専門家である「マンション管理士」が管理者となり、これら苦情の受付窓口となり解決に当たるというのが、私たちの提案です。