収容能力以上の自転車が保有されることによりさまざまな問題が発生していまます。
駐輪場やバイク置き場のスペース不足問題は、多くのマンションが抱えている切実な問題です。
マンションにおける自転車置き場は、各住戸に1台以上の保管場所の確保が求められます。できれば2台分。
自転車1台当たり駐輪スペーは、幅70cm、奥行き200cm広さが必要です。
狭い面積に数多くの設置が可能にするために、2段式などの専用ラックが用いられるケースが多いです。
ところが、お年寄りや女性・小さな子供には、自転車を上段から出し入れするのは、大変な作業で、危険です。
また、最近は、電動自転車や自転車用チャイルドシートの設置などで自転車が幅をとりかつ重いので、お年寄りや女性・子供でなくとも、自転車ラックからの出し入れが大変です。
結果として、自転車置き場の数は不足していいるのに、利用されずに、空きスペースが発生する一方で、共用廊下などに違法駐輪が多発するというような矛盾が発生しています。
そこで、駐車場スペースを削減してでも、毎日出し入れする駐輪場スペースを拡張して、平置きが可能なようにすることの方が実用的かもしれません。
マンションにおけるバイク置き場は、住戸総数の1割程度の確保が求められます。
バイク1台当たり駐車スペーは、幅100cm、奥行き250cmです。
バイク置き場が、2段式の駐輪場スペースが嫌われ、いつのまにか、駐輪スペースに置き換わってしまっているマンションもあります。
結果、バイク置き場が不足します。