毎月の返済は利息のみで、元金は、死亡時に一括返済する仕組みです。
借入申込日現在で満60歳以上の方が利用可能です。
資金の使い道としては、「住宅の建設・購入」「住宅のリフォーム」「サービス付き高齢者向け住宅の入居一時金」「住宅ローンの借り換え」等です。
生活資金には利用できません。
毎月の返済は利息のみで、元金は、死亡時に相続人から一括返済するか、担保物件(住宅および土地)の売却により一括返済する住宅ローンです。
年金収入の方も利用可能です。
夫と妻などで連帯債務で借入をした場合は、主債務者および連帯債務者が共に亡くなった時に一括返済することになります。
ですから夫が先に死亡した時に妻が担保物件に住んでいた場合は、利息のみの返済が続き妻は担保物件に住み続けることができます。
元金は債務者が死亡した時に相続人から一括返済するか、担保物件(住宅および土地)の売却により一括返済しますが、担保物件の売却代金で返済した後い債務が残った場合、残債務を返済する必要のない「ノンリコース型」の融資タイプもあります。
また、債務者が存命中に元金を繰上返済した場合や相続人が一括返済した場合は、担保物件を売却する必要は当然ありません。
融資限度額は次のうち最も低い額となります。
①8,000万円 ②所要金額の100% ③担保評価額の50%または60%
融資例①(住宅のリフォーム)
リフォーム工事費500万円、担保物件評価額1,000万円、金利3%で担保評価額の50%を融資
融資額500万円⇒毎月のローン支払額(利息のみ)12,500円/月
一般的な住宅ローンの場合の参考例
融資額500万円、返済期間20年、金利1%、元利均等返済の場合
⇒毎月のローン返済額 約23,000円/月
融資例②(新築マンションへの住み替え)
新築マンション3,000万円、担保評価額3,000万円、金利3%で担保評価額の50%を融資
【この場合、自己資金が15,000万円必要となります。
】
融資額1,500万円⇒毎月のローン支払額(利息のみ)37,500円/月
一般的な住宅ローンの場合の参考例
融資額1,500万円、返済期間20年、金利1%、元利均等返済の場合
⇒毎月のローン返済額 約69,000円/月