国土交通省がマンション管理業者に対して行政処分を行った情報を検索できるシステムがあります。一度試してみて下さい。
<<国土交通省ネガティブ情報等検索システム(マンション管理業者)>>
氷山の一角だと思いますが、それでも毎年、マンション管理費・修繕積立金の横領事件が10件以上発生してます。
1件、数億円の横領事件も発生しています。 名前の知れた大手管理会社なら安心というものでもありません。
一方、管理組合役員による横領事件も発生しています。
マンションの共有財産である管理費・修繕積立金などの管理をマンション管理会社に委託し任せきりにしている管理組合が殆どだと思います。
管理会社に委託するのは悪いことではありませんが、管理会社に任せておけば安心という考えは危険です。
これは、名前の知れた大手企業であれば安心ということでもありません。
フロント担当に任せきりの管理会社もありますし、管理会社に内部チエックの仕組があっても機能していない管理会社もあります。
本来は、管理組合が管理会社をしっかり監視しておく必要があるのですが、管理組合の役員は1年任期の輪番制で就任し、知識も不十分な状態では無理があります。
また、管理組合の理事長などによる内部管理の甘さを利用した着服・横領事件も発生しています。
多額の着服・横領事件は表面化しますが、発覚していないもの、小口のもの、時効(7年)のものなど表面化していないものが多数発生しているものと推測されまます。