マンションの老朽化問題とは、隠れ債務問題です。
近い将来において、億円規模の修繕積立金不足が多くのマンションで表面化してきます。
大規模修繕工事の実施延期中止にとどまらず、日常管理にも影響して、切れたままの照明器具、実施されない保守点検、行き届かない日常清掃となってきます。
やがては、買い手も借り手も不在のマンションとなり、空き住戸が増え、スラム化し廃墟となってしまう深刻な問題です。
このような問題を解決するには、長期的視点に立った「ビジョン」を組合員で共有し、継続的に課題解決に取り組む必要があります。